生命保険見直し方法その3:わからないばっかりにカモになる
保険会社泣かせの「お宝保険」をやめさせて、
保険会社に有利な「泥舟保険」に替えさせる・・・。
これはひとえに、契約者の無知につけ込んでいるのです。
これがもし、あなたが仕組みを理解している貯金の話だったら?
5%の利率の二十年満期の定期預金百万円をもっていたとしたら、
どんなに強烈なセールスマンにキャンペーン中だと言われても、
どんなに洗剤やカレンダー、テレビ情報誌などの粗品をもらっても、
あなたは絶対に1.5%の定期預金に預け替えることはしないでしょう。
ところが、生命保険の世界ではそんなことが日常茶飯事です。
例えば「契約が続けられない。やめたい」というような話になると、
担当セールスさんは決まってこう言います。
「せっかくいままで続けてきたのに、解約なんて損ですよ」
そう言われると、どのように損か?などは考えずに、
「それもそうだな」
と、思ってしまいます。
ところが、解約は損だといったセールスさんは、
「では、今の保険を下取り(転換)して、新発売の保険に替えますと、
保険料を抑えることができますよ。
今度の保険は一泊二日から入院の保障がありますし、キャンペーン中で新米が当たるチャンスもあります」
などと新契約を勧めてきます。
実際のところ、下取り(転換)は一時解約と同じことです。しかも解約返戻金を受け取らないばかりか、新しい保険の契約内容によっては、解約返戻金を食いつぶしながら契約を続けていくので、
契約者には不利な場合が多いのです。>
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