医療保険その3:医療保険
医療保険
第3分野の医療保険は、公的医療保険の健康保険等とは異なる民間の保険です。
たとえ健康保険等があっても、入院や手術が必要な時は自己負担分や差額ベット代等で支払う医療費は高額になります。第3分野の医療保険は、給付金により自己負担費用を補い、安心して治療に専念できるようサポートします。
基本的な保障内容は、入院時の入院給付金と手術時の手術給付金ですが、死亡時の保障があるものあり、また、下記のような様々な特約もあります。
給付金は実費ではなく定額給付されるのが一般的で、入院一日当たりの給付金額である入院日額を基準に計算され、手術給付金も、手術の内容による所定の倍率を入院日額に乗じて計算されます。(最近では、実費を保障する医療保険も登場してきました。)
最近では、日帰り入院から保障するものが主流ですが、所定の日数以上の継続入院を条件にしているものあり、例えば、”継続入院5日目から保障”等の条件が付いている場合がありますので確認が必要です。
また、手術給付金は入院なしの日帰り手術でも支給され、所定の倍率とは手術の内容により10倍/20倍/40倍と変化するのが一般的ですが、10倍固定等の保険もあります。
<計算例> 入院日額1万円、入院7日間、倍率10倍の手術の場合の給付金額
”入院日額1万円” x 7日間 + ”入院日額1万円” x 10倍 = 給付金総額17万円
注)医療保険では、入院日数に応じた給付金は無制限には給付されません。
1入院あたりの支払限度日数が、30日型/60日型/120日型/180日型/360日型/730日型等と定められていて、長くなるほど保険料は高くなります。また、保険期間内全体を通しての通算支払限度日数も定められていて、730日や1095日等が一般的です。1入院の日数とは、同じ原因で入院している期間のことをいい、退院した後でも180日以内に同一の原因で再入院した場合は、最初の入院から通算され同一の入院と見なされます。
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