生命保険の見直し方法その18:教育費は予測不可能
一般的に子ども一人にかかる教育費は、一千万円といわれています。
しかし、私立か公立か、理系か文系か、どのような進路を選択するかによって、
その額は大きく違ってきます。
さらに、少子化の影響から、教育費のインフレ率は高いので予想は困難を極めます。
それを単純に、子どもが三人だから一千万円×三で、三千万円の死亡保障を
プラスととらえるのには疑問を感じます。
自分が医者だから医学部に医学部に通わせる準備をしているといっても、
必ずしもそうはなりませんし、
自分が高卒だから子どもも大学には行かないだろう、というものでもありません。
「子どもの望む教育を受けさせてやりたい」と願うのが親心ですが、
将来子どもがどのような教育を望むのかわからないのがやっかいなところです。
そこで私は、予想不可能な教育費を基準に死亡保障を考えるのをやめました。
死亡保障でいくら十分な教育費を準備していても、死ななければかなわぬ夢で困るからです。
一方、子どもの進路はわからないけれど、お父さんの今後の収入はなんとなくわかりますよね。
私の場合は、今後、万が一のことがあっても生前と同じか、少し余裕のある収入を確保するための死亡保障を考えていく方針でやっていきます。
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